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社員インタビュー

（IBCテレビ　情熱イーハトーブ　2023年10月15日放送）

『コミュニケーションを大切に』　高橋　紀代さん

（日刊岩手建設工業新聞2020年12月24日号「スマイル☆けんせつ女子部」掲載）

―現在、入社3年目だと伺いました。入社前は事務の仕事をされていたとのことですが、どのような業務を担当しているのでしょうか？

入社した当初は、文書作成などの業務を担当していました。社内で働き方改革の取り組みが進められていく中で、現場の書類作成や図面作成の補助、施工写真の整理に携わるようになりました」

―図面については、これまでビルや工場、病院などの建物に携わったそうですが、最初は戸惑うことも多かったと思います。

電気関連の図面に携わるようになったばかりの頃は、『これも色分けしてほしい』と指示を受けても、そもそも具体的に何を指しているのかが分からず、見本を見たり担当者に確認しにいったりしていました。ほかにも、一つの図面の中に実はさまざまな図面が重なっていて、図面の修正が必要になった時に対応しやすいよう、スイッチはスイッチ、などと分けて描いた方が良い、というのも初めて知りましたね。私が描いた図面を現場担当者が手直ししたものなどを見て、どんな分け方が良いのか、どう描けば良かったのかを学んでいきました

―仕事をする上で心がけていることを教えてください。

図面の作成では、正確かつ早く提出すること、そして、図面に変更や修正が生じたときに相手が対応しやすいように作成することです。より早く正確に仕上げられるよう、スタートするための準備を大切にしています。スタートの状態を間違い、また戻ってやり直す時間はもったいないですから、いつまでに必要なのかをはじめ、図面で使用する色についてや進め方の確認など、あらかじめ現場担当者とコミュニケーションをしっかり取り、担当者の思いを共有するようにしています。

図面などがバシッと決まり、担当者に『これで良し』と言われると、その人の意向に沿うものができた、とほっとします。『ここをもう少しこうしてほしい』と担当者の思いをくみ取りきれなかった時は、次に生かせるように何が違ったのか、何を求めていたのかを考えます。担当者とのコミュニケーションとともに、要求に応えるためにも引き出しを増やすことも意識しています。

―仕事をする中で、どのようなところに面白さややりがいを感じますか？

工事が終わり完成した建物を見ると、電気がしっかり点いている、良かったなとほっとします。以前、私が携わったことのある商業施設にプライベートで訪れた時、ここはあの図面のあの部分かな、といろいろなつながりが見えて、改めて自分が携わった建物なんだと実感しましたね。

―今後の目標を聞かせてください。

今、照明コンサルタントの資格取得に挑戦しています。目的や対象となる人に合わせた照明の使い方や明るさ、どんな器具がどのような役割を果たすのかなどを学ぶとともに、最終的に自分で提案ができるようになりたいな、と思っています。

　日々の業務についてでは、まずは知識を増やして理解を深めること。もっと早く図面が描けるよう、CADの腕も上げていきたいです。

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